初心者が挑むプランター野菜日記

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プチトマト【アイコ】の苗の選び方と成長日記

ミニトマトの苗の選び方

ミニトマト(アイコ)の苗を買ってきて、プランターに定植して2週間が経過した。
当時はまだシーズン初めだったので店頭に並んでいる苗も小さいものが多くて、今買いに行く場合はもう少し大きく育ったものが並んでいると思う。

苗はやはり小さいものより大きく育ったものが良くて、茎が太く、葉の色の緑が濃くて元気なものを選んだほうが良い。
この季節は急な寒の戻りなどがあって弱い個体だったりするとそれに耐えられずに枯れてしまうことも稀にある。

店頭に並んでいる苗の中から選ぶ際はなるべく元気なものを選択するようにしたい。
とは言ってもトマトは他の植物に比べてかなり頑丈なのでそれほど神経質になる必要はないから、適当に選んでしまったとしてもそれほど気に病むことはない。
今後の手の入れ方で十分挽回できる。

花房がついた苗を選ぼう

私が購入した時はどれもみな小さい苗ばかりだったので花房がついているものはなかった。
これからの季節に並ぶ苗には第一花房がすでについているものも出てくると思うので、できたらそこまで成長している苗を選んだほうが良い。

何故かと言うとミニトマトは今後すべての花房が同じ面につくからだ。
花房は受粉したあと落花して結実する。
花のあった位置にトマトが成るので、手入れのしやすい面に花房が向くように設置すると後々楽になる。

つまり苗の植え替えの時点で第一花房が付いていないと、今後成長にともなってどの角度で花房がつくのかわからないため場合によっては面倒な位置に花が咲いてしまう可能性もある。
ただ、プランターで育てる場合は自由に向きを変えられるわけだから気にする必要は無いのだけれど、直接地植えにする人は第一花房が付くまでは定植しないほうが良いだろうと思う。



苗の成長記録

定植から2週間経った。
こちらは購入した時の苗。

この苗が2週間経過してこうなった。


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この2週間の間に寒の戻りや大雨なんかもあって心配はしていたものの、ぐんぐんと大きくなってついに第一花房が出てきた。


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ちょっとピントが上手く合っていないけど小さい花房が伸びてきた。

今後の手入れ方法

トマトは案外肥料食いなので、3週間~4週間間隔で追肥をやる必要が出てくる。
葉の色が黄色っぽくなってきた場合は明らかに栄養不足なので、液肥を与えたほうが良い。
液肥は効果が急速に現れるので急いで対応する場合には都合が良い。
その反対に粒状の肥料や堆肥は土に混ぜ込むことでゆっくりと長時間効くので上手いこと使い分けたい。

水やりは今までと同じく、表土が乾いたら底から水が出てくるまでたっぷりとやる。
天気予報を確認して雨が続くようなら多少乾燥していたとしても水やりを控えたりする必要も出てくると思う。
雨降りの際に屋根のある場所に避難できる環境であるならそうしたほうがいい。水やりの量が計算しにくくなる雨に左右されずに育成できるから失敗の確率がぐんと減るはずだ。
トマトは乾燥には強いけれど、水のやり過ぎには弱いので、とにかく水やりの頻度は気にかけておいたほうがいい。
水やりが少なすぎれば成長は鈍麻するし最悪枯れる。逆にやり過ぎれば徒長してひょろひょろになってしまうし根腐れが発生することもある。
トマト栽培は水やりがキモと言っても良い。

余談

トマトの場合、あえて過酷な環境で育てるという人もいるが、初心者のうちはきちっと追肥をやって、水やりも表土が乾いたら底から水が出るくらいたっぷりやるのを守ったほうが良い。
なぜなら過酷な環境下で生育させると、万が一病気などが発生したときに、トマト自身に余裕が無いので取り戻す暇もなく一気にダメになってしまうこともあるから、初心者のうちは普通の生育法をおすすめしたい。

そういった難しい育成方法は、葉や茎の様子を見ただけで異変にいち早く気がつくことができるくらいになってからにした方がいいと思う。

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