ダイソーで売ってる【野菜の土】をおすすめしない理由
この記事で現在2種類の土を使って栽培していると書いた。
vegetable-garden.hatenablog.com
これを書いている時点ではまだその違いに気がついていなかったのだが、日を追うにつれて違いがはっきりと現れてきた。
ダイソーの「野菜の土」
こちらの画像を見て欲しい。
これは9月2日に植え付けをした「小かぶ」だ。
撮影したのは9月20日なので18日経過している。
大体6~7センチの高さまで成長している。
このプランターで使っている土はダイソーで100円で購入した「野菜の土」だ。
ホームセンターで購入した「野菜用の土」
上記で種まきしたときの余った種を9月5日に蒔いた。
つまり3日遅れて種まきしたのだが、画像を見ていただきたい。
最初のプランターと同じ日に撮影している。
種まきが9月5日なので15日目ということになるのだが、背の高さは10センチにまで成長している。
どちらも日の当たり方は同程度、水やりの頻度も全く同じ。両者の違いは土のみ。
そういう条件下で育てているのにこれだけ成長に差が出ている。
こちらのプランターに使用しているのはホームセンターで購入した25リットルで600円の土だ。
土の違い
左がダイソーの土で右がホームセンターの土。
画像だとわかりづらくて申し訳ないが、ダイソーの土は、ほぼ真っ黒。
それに比べてホームセンターの土はこげ茶色で木の破片というかそういう土以外のモノが多い印象だ。
ダイソーの土は若干ではあるがヘドロのような臭いがする。雨などで水分の含有量が増えるとその臭いがよりわかるようになる。
土の粒が細かいせいか濡れるとぺったりするし、雨が続いたりすると表面がベトベトになって水はけが悪化しているのがよく分かる。
それに引き換えホームセンターの土はゴロゴロしていて水分が多い条件下でもそれほどベトベトにならない。
雨が続いてもヘドロのような嫌な臭いはしない。
ダイソーの土は臭うと書いたが、それは鼻を近づけるとわかるというレベルで、ベランダに置いてあるだけで漂ってくるということではない。
ダイソーの【野菜の土】はおすすめしない
以上のことからダイソーの土は野菜のプランター栽培にはそれほど適していないと思われる。
明らかに成長に遅れが見られるし、水はけも良くない。
小さな鉢などに少量の土が欲しいといった場合には便利でよいが、プランター栽培などのようにある程度の量を使う場合はダイソーで売っている土ではなくてホームセンターなどで購入した方がいいと感じた。
今回は同条件のなかで土だけが違うという実験ができたからわかったわけで、もしダイソーの土だけで栽培していたら気が付かなかったことだ。
やはりプランター栽培において土が担う要素は、極めて重要であることが改めて理解できた。