初心者が挑むプランター野菜日記

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【プランター栽培】なすの収穫タイミングと注意点

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この記事で書いたように最初の花が落ちてしまい、今後の成長が心配だったナスがグングンと成長してついに初収穫となった。
vegetable-garden.hatenablog.com

一番花が落ちてしまった後、立て続けに2番、3番花も落ちてしまい、気温や雨の関係で生育不良でも起きてしまったのかと心配していたのだが、6月に入り日中も夜もそれなりに気温が上がって持ち直したようだった。



ようやく花が落ちずに結実した実ができた。
ただしこの最初の実はまだ苗全体の成長が出来ていないので実の成りそのものがまだ良くない。
この最初の実を大きくなるまで育てても、結局あまり良い実にならないので、小さいうちに採ってしまうのがセオリーになる。

そもそもプランターでナスを栽培する際の注意点として、実を大きく育てすぎないというものがある。
スーパーで売っているような立派なナスを見るとあれくらいまで大きく育てたいと思ってしまうものなのだが、それはやめた方がいい。
少し小さめの段階で採ってしまったほうが、結果的に味も美味しく数も多く採ることができる。

ナスは今後梅雨が明けて夏になるとドンドン樹勢が強くなってきて、次から次へと実が成る。
それらの実をどれも大きく限界まで育ててしまうと幹が一気に疲れてしまって今度は花を次々落とすようになり実ができなくなってしまう。

そのため家庭菜園でナスを栽培する場合、中長ナスなら15cm未満で収穫してしまうというのがベストなやり方になる。
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15cmを超えてしまうほど成長させてしまうと、幹が疲れてしまうので毎日チェックするようにする。
樹勢が強くなるこれからの時期は一日で数cm成長することもあるので、あまり放任しすぎてしまうとよくない。
できれば毎日チェックする必要があるし、なによりナスは水を切らせてしまうのが良くないので、特に地植えではなくてプランターで栽培している場合は朝晩の二回は水切れを起こしていないか確認した方がいい。

なすの収穫後には化成肥料をひとつかみ程度パラパラと撒くことを習慣づけたい。
ナスは水も大量に必要とするが同時に大変な肥料喰いでもある。
肥料が足りなくなると途端に生育不良に陥るので実を何個か収穫したときに追加の肥料を与えるというのが良いと思う。